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クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングの面白さを紹介します。

依存“傾向”に気づいていること

習慣性からの自立

◯◯依存症と◯◯中毒

英語だと、どちらの場合も(アルコールまたは仕事など)その対象となるものに-horicという単語がついて、その対象物の中毒=それに依存している症状として捉えるようです。ここでもその定義に基づいて書いていますので、そのつもりで読んでください。

 

何を隠そう、私は若い頃、依存症だったと思います。「と思う」っていうのは、いま振り返ってみて「なるほど納得」みたいなことなわけで、当時は、それが依存症と言われるものだなんてわかっていませんでした。

 

単に私はダメな人間だと思って落ち込んだり、しっかりしなくちゃと自分で自分を励ましたり、どうでも良いかってあきらめムードになったり、他のことに夢中になって忘れようとしたり、、、、を繰り返していたわけですが。。。

 

その依存が、おやつというか「甘いもの」からタバコに変わり、お酒に移っていった頃にはからだが悲鳴を上げ始めたんです。

 

私の友人にAA(「Alcoholics Anonymous」」の略。アルコール依存症者の組織)で仕事をして来た女性がいます。彼女は「依存症の中で一番厄介なのは何か知っている? それはドラッグでもニコチンでもなくお酒なの」と言っていました。その理由は(悲しいかな)安価で手に入ることだと聞いて、現代社会の歪みを感じたものです。

 

依存“”となると、おそらく意思の力が思うように働かないわけだから、まわりに手助けする人がいないと、かなり大変な状況だと思います。幸い私の場合は、意思力が働かないほどダメージを受けていたわけではないし、切れると手が震えるなどということはないので、医者にかかることもなかったのですが、「依存傾向」があると、やはり気持ち的に落ち着かないです。

 

お酒をやめている間は仕事にのめり込み、それじゃいけないと言って瞑想にのめり込む。結局のところ、何かにのめり込んでいれば安心というパターンは変わらないわけです。それって悲しいよね?

 

ニコチン中毒について

 

さて、タバコを吸うようになる動機はさまざまです。私の場合は、単純に「カッコいい」でした。世間に対して背中を向けているようなイメージが、いわゆるガキの反抗心にフィットして、高校生のときに、わざと教師の前でタバコをふかしたりして、父親にひっぱたかれました。

 

ほんとにお馬鹿な子。。。

 

ニコチン中毒だと気づいた頃にはもう手遅れで、嫌だ嫌だと言いながら、タバコを箱ごと握りつぶしたり、また買いに行ったり、ちょっとでも軽い物はどうだろうとか、パイプにまで手を出してみましたが、何をやっても、大した成果はなく、もう惰性で吸っていたと思います。

 

タバコを吸う人はお馴染みのことですが、口の中や髪の毛に染み付くヤニの匂いはほんとうにうんざりなんですよね? 禁煙を誓った回数は何度だったでしょう? 数年やめてはまた、というのを繰り返し、完全にやめるまでに30年はかかったと思います。

 

ニコチン中毒のしつこいことったら、体内に残るというのがまさに「毒」の特質ですよね? そしてその毒に誘われているわけですから、克服するっていうのも大変なことです。

 

ヒプノシスでタバコをやめた

 

最終的に、私はヒプノシスでタバコをやめられたんですが、その体験は実にユニークです。当時4ヶ月だけですが、イタリアの海辺に友人たちと住んでいた私は、毎日一箱開けるくらいのヘビースモーカーでした。

 

からだの声を聴くという内容のテープ(後述)を毎晩寝る前にかけて寝たんです。別に禁煙のためとか言うわけではなく、ただ何となく子守唄代わりにかけて寝るという程度のことだったんですけどね。でも、とりあえず毎晩聞いていたことは事実です。

 

3ヶ月も経った頃だったかなあ? ある朝目が覚めて、自分が机の上に置いてあるタバコを目にしているのはおぼえているんですが、そこを素通りして、キッチンに行き、お決まりのコーヒーを淹れ、小さなエスプレッソカップをソーサーに乗っけて庭に出ました。

 

先に庭にいた二人の友だちはすでにタバコをくわえていて、「Ohayo〜!」と挨拶をすると同時にプカーっと煙をはいたのですが、私はその煙を片手で払って、「うえっ」と言ったんです。

 

その瞬間、私も友人もわかっちゃったんです。私が喫煙者から禁煙者に生まれ変わってしまったことを! 

 

部屋に戻って、半分くらい入っていたタバコを握りつぶしてゴミ箱に捨て、思考を集中させました。一体何が起きたのか? 私は私に何をしたんだろう? 

 

もしかして?!!

 

私はすぐさま毎晩聞いているテープをかけてみることにしました。目が覚めた状態で、ちゃんと意識して聞くのははじめてです。間もなく、あるフレーズがやってきたときに「これだ!」とわかったんです。

 

ともだちにしないようなことは、自分にしないように。。。

 

とたんにタバコを友だちの口に持っていって吸わせようとしている自分の姿が浮かんで、すごく腑に落ちたんです。

 

その日以来、私は禁煙者になっちゃったんです。5年ほどは完璧に禁煙者を保っていました。その後に出会った恋人が喫煙者だったので、ときどき吸ったりはしましたが、その人と別れてからは、、、不思議ですね、恋の終わりがニコチン中毒も消し去ってくれたみたいで、いっさい吸っていません。

 

それから8年が経って、、、今はもう完全に欲しくないです。吸おうとも思わないし、やっと終わったなあって。。。

 

 

こころでからだの声を聴く―ボディマインドバランシング  <日本語ガイドのCDテープ付き>

 

タバコが去ったらお酒がやってきた

 

ところがですね、タバコをやめた頃から、しばらくの間はアルコールに依存していたんです。一人で食事をするときなど、お酒がないと寂しいと思って飲む。人といればいたで、間が持たないと思って飲む。疲れたからと言って飲む。やっぱり私はワインが好きだわ、とか言って飲む。何でもかんでも理由をつけて飲むわけです。

 

こんなふうに、依存傾向を持っていると、次から次にその対象物を変えていくということがあります。なので、依存症を治そうなどと思ったら大変なことになると思うのです。

 

傾向=習慣性のパターンなのだということに気づきを向けるようになってはじめて、依存傾向があるということに対して受け容れることができてきました。

 

そして、その事実を良いとか悪いとか言わずに受け入れていると、そのことにただ気づいていられるんですね。そして、気づきは何よりも大きなサポートです。

 

で、今はお酒に対してどんなふうかというと、大好きなワインを飲むときに、ある条件がついているんです。それは、その大好きなワインを最高に楽しむための「ふさわしい食事」と「ふさわしい時間帯」と「ふさわしい体調」がそろったときだけ飲むということなのですが、これは私の無意識の心が見つけ出した新しいふるまいであり、タバコをやめた時と同様に、正しい選択なのだと思います。

 

 

クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

 

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