クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングの面白さを紹介します。

共依存は、、ただ成り立たないのです

無意識の心を尊重する

 

治療をする人、それは結局患者その人なのである

 

これはエリクソンの格言の一つです。

 

そして、患者が自分を治療をするためには、だれかがそばにいてくれる必要があります。なぜなら、ほとんどの人は意識の心にあまりに同化しており、意識の心が言っていることが自分のすべてだと思っているからです。自分一人では、意識の心と無意識の心の区別すらつかないのです。

 

治療にはいろんな方法があるでしょう。そして、私がヒプノセラピー、あるいはクリーン・ランゲージというツールを選んでいるのは、そのどちらも、クライアントの内的世界=無意識の心を尊重した用い方ができるという点にあります。

 

技術的にはクリーン・ランゲージほど相手の言葉を要約せず、解釈もしない技法は、私が知っているかぎり、他にありません。ただ、大切なことは、この技法の言う「クリーンな態度」にあります。いかに要約せず、解釈しないでいるかを可能にするのがこの技法なのですが、言い換えれば、相手の世界を尊重する態度でいることが「クリーンな」セッションを可能にするということです。

 

それを尊重すればするほど(英語で言う)パワフルな結果が得られます。このパワフルという言葉を明確に表現する日本語が見つかりません。“効果”でもないし、“強力な”というだけでは言い足りない。むしろ全面的というのが近いかもしれません。

 

ともあれ、尊重された無意識の心は、内的世界を探求する/しない/望むところまでするといった自由な選択肢をセッションの間つねに与えられていることを感知します。また時としてファシリテイターが彼自身の解釈をちょっとでも入れたりすると、それに対して鋭く反応します。

 

クリーン・ランゲージの練習生は実践練習を始めていくと、徐々に、いかに相手を理解するかではなく、どれほど相手の話しに耳を傾け、彼の話す言葉にみちびかれるがままにするかが大きな鍵であり、それによって、次にどのクリーンな問いをするかがわかるのだということを悟ります。

 

つまり、実際に、要約する必要がないのです。奇妙な言い方に聞こえるでしょうが、それはまるで、クライアントは「次に来るのはどの問いか」を知っていて、それを「的確に指示してくれている」かのような感覚です。たぶんより正確に言うのなら、彼の無意識の心が知っているのでしょう。

 

共依存が生まれない関係

 

クリーン・ランゲージを使っていると、つねに自分の行動や言動、決心や意見に対して「それを言う/行なうことで、起きて欲しいことは何か?」と自問するようになります。アウトカム(望む結果)がわかっていると、それに向かって進むことができます。

 

反対に、そこが見えていないと、果たして自分は何のためのこれをしていて、どこに行こうとしているのかと、いつもソワソワしています。「今ここ」にいられないのです。

 

そういうクライアントが、同じように、アウトカムを意識していないセッション提供者のところに行ったとします。類は友を呼ぶシチュエーション。で、そういうときって、なんだかベースの部分で意気投合するんですよね! どこか変なんだけど、でもどこかいい感じつーんですか?

 

お父さん、お母さんを投影して甘えてくるクライアントに、「ヤバいぞ」という微かな声が耳の後ろで響いているのにもかかわらず、「あなたのお話を聞いていると、何だか他人事じゃない気がする」なんてことを口走るもんだから、相手の瞳はだんだん星型になってくるしぃ〜。

 

(ああぁぁぁあ、一昔前の私ではないか!!!)

 

依存されるのって確かに気持ち良い。でも、そのことに気づくと、その心地良さの正体がだんだんわかってきます。依存されることへの依存ーーそこには個人の成長はありません。かかわり合っていて気持ち良いけど、お互いが成長しないとしたら、、、その関係性から最初に手を引くべきはセッション提供者の方でしょう。

 

セッション提供者のためのクリーン・ランゲージという2日間のワークショップでは、ここで述べている要約や解釈が立ち入る必要のない“クリーン(混じりけのない)”のエッセンスを紹介します。そのことで、セッション提供者としての心構え、そしてその立ち位置を体験的に理解できるのです。

 

自立した一人の個人でいてこそ、クライアントさんにも同じ立ち位置を伝えられるはずです。クリーン・ランゲージに関してもう少し情報が欲しいという方のために、せっせとステップメールを書きました。ご希望の方は10日間毎日メールで受け取ることができます。一つ一つの記事はすぐに読めちゃう長さです。ぜひご利用ください。

 

クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

 

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