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クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングの面白さを紹介します。

クリーン・ランゲージの受容的アプローチ

ミルトン・エリクソン 無意識の心

ミルトン・エリクソンの人間性に学ぶ

私の声はあなたとともに―ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー

 

 

副題が「ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー」となっているこの本は、序文にも書かれているように、著者のシドニー・ローゼンの作風が、「書いているのではなく、エリクソンと並んで話している」かのような親しみやすさを持った本です。10年近く経った今もときどき取り出して読みたくなる本です。

 

エリクソンに関して書かれた書籍の中でも、もっとも彼の人間性に触れられる本だと思いますが、同時に、その中にたくさんの気づきと学びがあるのです。

 

先日も「アルコール依存症」に関する記事を書いていて、ふとエリクソンはどんなふうに治療したのだろうと思い、片っ端から本を開いてみたのですが、読みづらい学術書からは何も得られず、結局はこの本に戻って来たんです。

 

「サボテン」と題されたコラムには、こんなことが書かれていました。

 

アルコール依存症に悩む一人の男性がエリクソンのところに相談に来て、言うのです。「私の祖父母は父方、母方の両方とも、みなアルコール依存症です。(後略)」

彼が言うには、両親も、妻も、兄も、依存症だと言うのです! エリクソンは、彼を植物園に送り込むのですが、そのときの間接的暗示がこの人にはあまりに的確だったのです。

 

彼は言いました。

 

「植物園でさまざまなサボテンを見て、そして、3年間水がなく雨が降らなくても生き延びることのできるサボテンの驚異に触れてください。そして、たっぷり考えなさい」

 

この暗示はもちろんこの人に向けられたものです。けれども、私の「無意識の心」にひびくものがありました。私はしばらく呆然としました。意識の心は題材を探していた。でも、無意識の心は別のものーたった今見つけた、このことを探していたのかもしれないと思ったのです。

 

エリクソンが与える「いやし」は、彼の深い愛に根ざしているというのはだれもが認めるところです。彼のすることは技法というよりも、人を愛しているからこそできることなのではないかと。。。そして、だからこそ、今もなお多くの人びとの心を動かすのだと思います。

 

無意識の心が変わる

 

 第1章の「無意識の心を変える」を読んでいて気がついたことがあるのですが、それは、ヒプノセラピーでは、クライアントの無意識の心を変えるのに対して、クリーン・ランゲージでは、無意識の心が変わるということです。もっと厳密に言うなら、無意識の心が変わることが起きるのです。

 

ヒプノシスは技法として説明するなら、意識の心を眠らせて、無意識の心に働きかけるということをします。そこにはある種戦略的なアプローチ、つまりセラピスト側からの働きかけがあります。

 

それに対して、クリーン・ランゲージは、クライアントが自身の望んでいることに向かっていく手助けをするのですが、あえて横に並べてみると、受容的アプローチなのかもしれません。

 

クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

 

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