クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングの面白さを紹介します。

クリーン・インタビュー体験レポート(どちらが主役か?)

一般のインタビュー VS クリーン・インタビュー

 

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 先日、元編集者の友人に「瞑想に関する本を書く」という想定で、疑似インタビューをしてもらいました。私の意図は、一般的に編集者がどんなことを聞こうとするのか? それに対して自分がどのように応答するかを記録することでした。

 そして、その後にクリーン・ランゲージの問いを使ったクリーン・インタビューというものをアメリカのシャロン先生から受け、二つがどんなふうに違うのかを比較して検証するというのが的だったのです。

 

 これまでに何度か本の執筆と出版の経験がある私は、編集者が【さまざまな要約をしなが】つまりはこちらの伝えたいことを非常に上手にまとめてくださりながら、【彼らの考え】をそこに追加していかれることに気づいていたので、もしここにクリーン・ランゲージという手法を使ったら、どんな違いが生じるかを知りたかったのです。

編集者の意図

 編集者の彼はまず「瞑想を一言で説明してほしい」と言いました。次に「マインドフルネスなど他の瞑想とどこが違うのか?」「それ(マインドフルネス)がハイパフォーマンスのためや、つろぐためだとしたとき、あなたの言う瞑想はどんな効果があるのか?」「その瞑想をする目的は何か?」などなど、ある程度予想した質問を投げてくれたのです。

 

 私は聞かれるままに答えながらも、クリーン・ランゲージの魔法の問い「何が起きれば良いのか?」を尋ねてくれたらいいのにと思っていたものです。もちろん編集者として知っておかねばならないことはあると思うし、その方向に導きながらの質問をすべきなのは納得です。

 

 彼はずっと私の説明を要約しつつ、「そこは本の解説に使えるね」とか「もうちょっと具体的に説明しないと一般人にはわからない」など、彼の意見を述べてくれたので、私の説明も徐々に具体化していったのですが、基本的にリードするのは質問者(彼)で、回答者(私)の隠れた意図が表面化するまでにかなりな時間を要した気がしました。

 

 それに結果的に得た「具体案」は純粋に私のものではなく、いわば編集者との共作とも言えるものだったので、奇妙なことにその結論は私の中に残らず、後日文字起こしをして初めて、「ああ、こういうことを話していたんだな」と思い出せたのです。

 

話し手の伝えたいこと

 さて、翌日受けたクリーン・インタビューなるものは、基本的にはリソースに働きかけるものですが、何と、私の予想をはるかに超えて、本の構想がかなり具体化したのにはびっくりです。その内容に関しては、また折を見て書きたいと思っていますが、大きな違いは、リードするのは話し手である「私」で、先生は私の言葉を反復しながら、クリーンな問い「○○をすることで何が起きればいいの?」とか「その○○について他に何かあるか?」「どんな種類の○○か?」などをたんたんと聞いてくださったので、私はとてもくつろいで自分の構想を語れたのです。

 最初の体験と違って、私は自分の書くことに自信を見い出し、やる気になりました。かなり具体的なものになっており、あとは書くだけなんです。

 

 クリーン・ランゲージ技法の活用性にあらためて目覚めた私は、12月にはイギリスでシステミック・モデリングを、1月にはクリーン・インタビューのトレーニングに参加しますが、そのハードスケジュールの中、執筆の時間も取ってあったことに気が付き、思わず自分自身の豊かなリソースを両手で抱きしめたものです。

 

自分自身の可能性に気づいてほしい。

 

自分自身がどれほど豊かなリソースを培ってきたかに目覚めて欲しい。

 

それはあなたの手の内にすでにあるのです!

 
 
2018年1月5~8日にも開催予定
 

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