クリーン・ランゲージとシンボリック・モデリング

クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングの面白さを紹介します。

2018 クリーン・ランゲージ&瞑想リトリート

10月初旬に開催した“「真の自分の道」を見出し生きるためのビジョ二ングと変容の旅”は、好評のうちに幕を閉じました。

 

このコースはもう一人のトレーナー、松田依子と二人でじっくり温めてきた内容のものであるため、「年に一度は開催してください。毎年来ます。」「クリーン・ランゲージの練習生の人たちにも勧めたいです。」「こういうコースを企業のトップが受けると良いと思う。紹介させてください。」などの感想をいただいたことは、私たちにとって大きな励ましです。

 

定員6~8名という少人数制なので、今回参加できなかった方たちから、「次回開催にはぜひ」という声をいただいており、2018年2月連休に、クリーン・ランゲージ&瞑想リトリート と名称を変え、開催が決定しました。

 

会場は、長野県松本市 崖の湯温泉 薬師平茜宿です。源泉かけ流し温泉と、ゆったりとした館内のスペースが、インナーワーク(内省)の大きなサポートとなるでしょう。

私たちが下見に行ったときに、「食事の量を少なめに」という選択肢が準備されていたことや、もちろんお料理の味も満足の行くものだったことは、大きな決め手だったかもしれません。

 

瞑想を取り入れることの利点について

 

クリーン・ランゲージの連続セッションを提供するファシリテーターが、一定のホールド力を保っていることはもちろん大切な要点ですが、同時に、クライアント側にも自分の内側を見つめるためのホールド力が求められます。

そこをサポートするのがOsho瞑想です。

Osho瞑想は、基本的に「忙しい現代人」の思考をいかに短時間でくつろがせるか、という点において非常に良く考察されています。

簡単に言うと、まずアクティブな動きをして心身の緊張を溶き、それから静かに坐るということをします。

マインドフルネスを提唱する集まりの多くで使われている瞑想は、反対に、いきなり坐ろうとする。坐っている時間は20分だけれども、大抵は緊張のまま坐るので、疲れて来るだけで、終わってからホッとする、という類いのものです。

真の瞑想体験がないと、そういうことになります。

瞑想リトリートでは、1時間の瞑想を、リフレクションの時間と併用して用います。その間、意識マインドの次元では“何も考えない”ことで、無意識の次元で物事が整理されていくことを促すのです。

 

クライアントのアウトカムに向けて働きかける

その前に、もちろんクライアントは、あるアウトカム(望んでいる結果)、つまり何がどうなって欲しいか? ということにフォーカスします。そこに向けて意識をシフトするだけでも、大きな気づきを得る人もいます。

「これまでどれほど他者優先だったか」。あるいは、「夢ばかり追いかけていたけど、ほんとうに起きて欲しいことは“今ここにある幸せ”だった」など。

人は実に周囲に起きること、多くの情報、他者の意見や判断に多大な影響を受けているかということですね。

一部のコーチングや、目標達成プログラムにありがちな、理想とする誰かを真似るなどという安易なものではなく、クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングは、“個人のメタファー”を媒体にした手法なので、その人が自分自身の力で自分の内側にある答えを見い出すという、明確で、確固としたところに帰結します。

 

見い出した答えそのものよりも大切なリフレクションの時間

 

セッションは期間中好きなだけ受けられますが、一つのセッションが終わったときに、どこにフォーカスを保っておくか、というのは一つの大きなカギです。その意味でファシリテーターはある課題を伝えます。

それを見つめるとき、最初にやりがちなことは分析です。「ここがこうだったから、うまく行っていなかった。」という反省と共に、「次からはこうしなければ」という判断がやってくる。

それは思考のレベルで起きることですが、大切なプロセスはそこではなく、静かに【見守っている】ことなのです。

これまである意味フィックスされていた思考がゆるみ、言わば水底から沸き起こって来る新しいエネルギーのために海底が揺れ動き、波が立ちます。

感情的には大なり小なり不安定な状態になるのですが、しばらくすれば落ち着くので、その間に「何もしないこと」が肝心です。

Osho瞑想では基本的に「何もしないこと」を教えます。始めに、思考が入り込む隙がないほどアクティブな状態に保ち、それから静かに坐る。

その深い観照の時間に、沸き立った波も静かになってゆき、その静寂の中で「ハッ」とした気づきが起きるのです。

そこから次のセッションの準備ができる、というプロセスは、とても有機的で、かつ創発的なものです。

 

真のセッションギバーを育てるために

 

クリーン・ランゲージ・ジャパンが提供する「クリーン・ファシリテーター養成ベイシック 」は、長期的に日本社会に貢献できる人材を育てることをアウトカムとしています。クリーン・ランゲージを使ったシンボリック・モデリングがワンツーワンの技法であるがゆえに、その講義の中には、技法そのものの習得だけではなく、むしろそれ以上にファシリテーター自身が「インナーワーク」を怠らない、という姿勢を持っていただけるように指導しています。

私がさまざまな瞑想のコースを開催しているのも、それが少しでも内省のサポートになるであろうというコンセプトに基づいていますが、実際に技能を伸ばしていく生徒さんたちは明らかにその機会を上手に使ってくださっています。

また企業ぐるみで社員の育成に役立っててくださる方たちも増えてきました。6人以上集まればグループ指導も致します。

ご興味のある方は、ここをクリックしてお問い合わせください。

 

ファシリテーター養成ベイシックに関するご質問なども随時受け付けております。